木を見て森を見ず 

サイト内検索ウェブサポ サポートページサイト管理画面

TOP > 所長のひとこと > 木を見て森を見ず

「所長のひとこと」全文検索→

2014年02月06日

木を見て森を見ず
何か考えるとき、どうしても近視眼的になりがちなことはよくある。目の前の些細なことに目を奪われ、大局的な判断ができなくなることは人間社会の中ではよくあることである。あることを判断する際には、この判断で本当にいいのか、もう一度冷静に振り返ることが重要である。
先日(1月14日)、中日新聞の朝刊に「消費増税 浜松市も悩まし」と題する記事が掲載されていた。2011年に浜松医療センターの運営形態を変えたところ消費税の課税対象がふえてしまったという内容である。確かにこれは事実であり、何の反論の余地もない。しかしながら、これを読むと、運営形態の変更は失敗だったとの感想を抱いてしまう人も少なからずいるのではないかと思う。このため、当時浜松医療センターがどういう状態であったか、何のために運営体制を変更したのか、運営体制を変更したことにより医療センターはどういう状態になったのかといった分析が必要と思われる。
当時、医療センターの財務状況は、行革審等でも取り上げられ、新聞等でもたびたび掲載され覚えている方も多いとは思うが、退職金債務を考慮すれば、数十億円の債務超過の状況であった。つまり、毎年1億円を超える赤字を垂れ流していたのである。万年赤字状態からの脱却のため様々な議論を経て、「浜松市の丸抱え方式」からの脱却が必要との結論に至り、独立性の強い「利用料金制」に変更した経緯がある。この中で、医療センターにおいても、理事長・院長以下必死の経費削減を実施し、また、診療報酬の改訂による収入増という追い風もあり、数億円の黒字経営に転換できたのである。これはひとえに、浜松市からの独立性が高まったことによる理事長以下経営陣の責任感の増大、組織の危機感の増大によるところが大きい。
医療センターが数千万円の消費税負担増をはるかに上回る利益を出せる体質になったことによる市の財政への貢献は大きなものがある。その一部が消費税負担となったとしても、消費税は国民のために使われるものであり、結果的に医療センターは、浜松市民にも国民にも大きく貢献しているのである。運営体制の変更を契機に医療センターは大きく変貌を遂げ、市民のお荷物から完全に脱却することができたのであり、何ら問題はなかったという市民が数多くいることを願うばかりである。


ブログランキング・にほんブログ村へ


お気軽にご相談ください。無料相談・メール相談受付中
お電話・FAXでのお問い合わせ
TEL:053-475-2511

FAX:053-475-2512

受付時間:9:00〜17:30 定休日:土・日・祝日

メールフォームでのお問い合わせ
メールフォームはこちら

24時間受付中


TMS 田中会計事務所

田中範雄公認会計士・税理士事務所

【業務内容】
会計事務所 <公認会計士・税理士業務>
「併設機関」・株式会社TMS・平田晴久社会保険労務士事務所
【所在地】
静岡県浜松市中区高林3-12-13


所長のひとこと

お気軽にご相談ください。TEL:053-475-2511

浜松市中区高林3-12-13
公認会計士・税理士
受付時間:9:00〜17:30
定休日:土・日・祝日

お問い合わせTMS 田中会計事務所

田中範雄公認会計士・税理士事務所はTKC全国会会員です

TKC全国会

TKC全国会は、租税正義の実現をめざし関与先企業の永続的繁栄に奉仕するわが国最大級の職業会計人集団です。

スタッフのブログTax House確定申告