ここのところ、中国とは尖閣諸島、韓国とは竹島のように我が国の領土問題で双方の国同士が険悪な状態が続いている。世界に目を向けると、こうした領土問題はいくつかあるようなのでアジアに焦点を当てて紹介しよう。
1.日本とロシア 北方領土問題・・・ロシアが実効支配しているが、日本は不法占拠として返還要求している
2.北朝鮮、韓国と中国 白頭山・・・三国間で領有権を主張
3.中国と韓国 蘇岩礁・・・暗礁であるが、二国間で領有権を主張
4.中国と韓国 可居礁・・・中韓二国間で黄海の排他的経済水域を巡る紛争の一つ
5.中国と韓国 丁岩礁・・・1999年~2002年にかけて中国が調査し発見。韓国海洋水産部は波浪礁と命名し領有を主張
6.中国、台湾、ベトナム、フィリピン、、マレーシア、ブルネイ スプラトリー諸島・・・五カ国と台湾が領有権を主張
7.中国、台湾、ベトナム パラセル諸島・・・中国が実効支配、台湾、ベトナムが領有を主張
8.マレーシア、フィリピン ボルネオ島北部サバ州・・・マレーシアの一つの州だが、フィリピンが領有を主張
9.ブータンと中国 それぞれが主張する国境線に食い違いが大きく、2010年において交渉中
10.中国とインド 中印国境紛争・・・アクサイチン 中国が実行支配、インドが領有権を主張
アルナーチャル・プラデーシュ州 インドが実効支配、中国が領有権を主張
11.中国、インド、パキスタン カシミール・・・三国が領有権を主張、特にインドとパキスタンは激しく対立
12.カザフスタン、ウズベキスタン オズロツデニャ島(アラル海)・・・二国間で領有権を主張
13.シリアとイスラエル ゴラン高原・・・第三次中東戦争以降はイスラエルが占領、併合、国際社会から認められていない
14.パレスチナ問題 国連のPKO介入を経てパレスチナ自治政府が暫定共和国として樹立しているが、未解決
15イギリス、セーシェル共和国 チャゴス諸島・・・イギリスの属領として実行支配、セーシェル共和国が諸島全域の領有権を主張
以上のように国際的にいえばアジアの領土問題は非常に多く未解決となっているようだ。とくに、中国との対立が目立っているといえよう。何にせよ、中国では戦争での解決を求める声も上がっているなど、きな臭い雰囲気がただよっている。
外交は三流と言われている我が国ではあるが、是非とも主張を曲げることなく世界にアピールしていただきたいものである。
監査課 平田 晴久
浜松市/会計事務所/確定申告/決算/相続
- Posted by 2012年09月24日 (月) | コメント(0)
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