最近の株高で金価格は急落しているようですが、
先の確定申告で増えてきたなと思ったのが金投資です。
金投資も、当然ですが利益が出た場合は、
確定申告して税金を納めなければなりません。
金投資で得た利益は、主に譲渡所得として計算しますが、
所有期間が5年以内か5年超かで取扱が異なります。
・5年以内なら・・・ 課税所得
=売却価格-(購入価格+手数料)-特別控除50万円
・5年超なら・・・ 課税所得
={売却価格-(購入価格+手数料)-特別控除50万円}×1/2
つまり、5年超保有すれば、所得を1/2に抑えることができ
計算上は有利です。(ただし、売り時が5年後か否かは
「神のみぞ知る」話ですけれど…。)
では、月々積み立てた金額で金を購入する“純金積立”の取引は、
「保有期間」「購入価格」をどのように考えればよいのでしょう?
基本的に、定額購入システムで取得した金の
・「保有期間」は、“先入先出”。
つまり、先に取得したものから順次譲渡したと仮定計算する。
・「購入価格」は、“総平均法に準ずる方法
つまり、繰越高と当期の受入高の平均により払い出し単価を計算する。
(金定額購入システムで取得した金地金を譲渡した場合の課税上の取扱いについて)
http://www.nta.go.jp/tokyo/shiraberu/bunshokaito/shotoku/19/02.htm
なお、営利を目的として継続的に取引している場合は、
譲渡所得とはならず、事業所得又は雑所得となる場合があります
(この場合は、特別控除がありません)のでご注意ください。
監査課 石巻
確定申告
- Posted by 2013年03月30日 (土) | コメント(0)
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