参議議院議員選挙が去る7月21日に執行されました。選挙区選挙の投票率は48.80%で、前回54.70%から大きく下げております。ちなみに静岡県は50.46%(前回は55.76%)で全国平均より少し上回っております。県内の地域別での投票率は西高東低となっており、静岡市は48.29%、浜松市は52.57%です。投票率上位は、川根本町67.11%、菊川市62.87%、松崎町63.63%、南伊豆町61.68%、森町60.23%と候補者に関係する市町や少人口の町で高く、反対に下位は、沼津市44.12%、富士市44.74%、熱海市45.47%、富士宮市46.01%、清水町47.63%と東部地区の市町でしめられております。
選挙区選挙は、基本的に県単位で選挙が行われますが、人口が少ない鳥取・島根、徳島・高知は2県で1選挙区となっております。人口の多い東京では49万票超を獲得しても落選、宮城、新潟も定数が1のため約47万票でも落選、一方、人口の少ない山梨、佐賀では18万票超で当選しており、1票の格差の問題はなかなか解消されません。
いずれにしても今回の改選議席124のうち、自民・公明で71と過半数を締め、新勢力245のうち、自公で141と3分の2には届かず、憲法改正には維新、国民、無所属議員の賛成がないと困難な状況となっております。
いずれにしても、消費税増税を間近に控え、政治から目が話せない状況が続きます。
2019年07月25日
参議院議員選挙結果
投票率は50%割れ