10月24日~27日の女子プロゴルフトーナメントにおいて、ベテラン選手が大会関係者に暴言を吐いたことで、日本女子プロゴルフ協会(LPGA)から厳重注意と新人セミナー3日間の受講という処分を受けた。この処分については、甘すぎるという意見がもっぱらである。
ことの発端は、「風呂場のタオルがなくなって困る。」という大会関係者(主催者側)とLPGAが話し合い、大会期間中はタオルを置かないことを事前に決めていたところ、これに関するLPGAから参加プロへの伝達が不徹底で選手が風呂場にタオルがないことに腹を立て、対応したコース関係者に難癖をつけたあげく「頭が固い。死ね。」と暴言を浴びせたことらしい。
この暴言に関する処分が厳重注意と3日間の研修参加だけでは甘すぎるという意見は最もであろう。しかしながら、重大な問題は、暴言よりも「タオルがなくなって困る。」という窃盗罪に該当するような行為がまかり通っていることではあるまいか。いやしくも、プロスポーツ選手として、マスコミや国民から注目されている人達がタオル窃盗を働いていると考えただけでゾッとする。
LPGAは、暴言当事者だけでなく、所属する女子プロゴルファー全員を対象に道徳教育を施し、世間並みの常識を伴った人間作りに励むべきである。
2019年11月13日
女子プロゴルファーの暴言問題
処分は軽すぎる?