今回は、ふるさと納税について確定申告で気をつけたいポイントをお伝えします。
ふるさと納税(寄付)を行い、税金計算上、その恩恵を受けるためには確定申告が必要となります。
しかし、納税者の大多数を占める、普段確定申告を行わないサラリーマンの方に向けて、ワンストップ特例という特例が設けられています。
ワンストップ特例とは、5箇所以内の自治体への寄付であれば、寄付後にワンストップ特例の申請手続きを行うことで確定申告を行わずとも寄付の恩恵を受けられる制度になります。
【ワンストップ特例申請を行う=確定申告がいらない】というイメージが有るためか、確定申告を行う際に【ワンストップ特例を行っているから、ふるさと納税の寄付は確定申告に含めなくても大丈夫】と思っている方を、たまにお見かけします。
ワンストップ特例は、あくまで確定申告を行わない方に用意された特例であるため、確定申告を行うとワンストップ特例は無効になります。
確定申告を行う場合は、忘れずにふるさと納税の実績を含めるようにしましょう。
特に、普段確定申告を行わない方が、医療費控除や住宅借入金控除などで、今回だけ申告を行うという場合は要注意です。
また、寄付を行うと自治体よりワンストップ特例申請のお知らせが届きますが、確定申告を行う予定の方は申請を行う必要はないので無視で大丈夫です。
確定申告期限まで、後2週間となりました。申告が必要な方は、ミスがないよう余裕を持って申告を行いましょう。
所得税/ふるさと納税/確定申告
山下
- Posted by 2025年03月03日 (月) |
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