2026年9月24日より、国税庁のKSK(国税総合管理システム)が25年ぶりに刷新されKSK2へと生まれ変わりました。
KSK2は、「データ中心の事務処理」「税目別データベースの統合」「オープンシステムへの刷新」を三本柱に近代的システムへ移行することになります。
まず一目で違いを実感するのは申告書のデザインが一新されたことです。AI-OCRを利用しやすい様式へデザインが変更され、紙の申告書で提出した場合でもデジタルデータとして管理されるようになります。
また、今までは所得税や法人税、消費税というように税目ごとにそれぞれ分かれて管理されてきましたが、KSK2になることで全ての税目が一元管理されるようになります。これにより法人の役員報酬と個人の給与所得の不一致など、数字の不整合がシステム上で自動検知されるようになります。
そして、独自OSの大型コンピュータから汎用OSへ全面移行することになり、税務調査官が以前は税務署へ持ち帰って確認していた情報についても、調査先からアクセスして確認できるようになります。
KSK2によって、税務調査の選定先が今まで調査官の経験や勘頼りで行われていたものから、ビッグデータによって導き出された確度の高いものへと変わっていくことになるでしょう。
しかし、どれだけシステムが高度化したとしても、申告すべき事象を正しく申告していれば何も恐れる必要はないです。ビッグデータ時代だからこそ、原点に立ち返り、日々の誠実な記帳と申告を徹底し健全な税務処理を心掛けていきたいです。
法人税/消費税/会計事務所/KSK2/国税総合管理システム
監査課 伊藤
- Posted by 2026年09月28日 (月) |
コメント(0)
この記事へのコメント
コメント投稿
※コメントは承認制のため、投稿をしてもすぐには反映されない場合があります。ご了承ください。
※スパム対策の為、お名前・コメントは必ず入力して下さい。
※記事が削除された場合は、投稿したコメントも削除されます。ご了承ください。



