詳細はこちら⇒平成25事務年度における相続税の調査事績について
【 概 要 】
相続税の調査は、平成23年中及び平成24年中に発生した相続を中心に、国税局及び税務署で収集した資料情報を基に、申告額が過少と想定されるものや、申告義務があるにもかかわらず無申告となっていることが想定されるものなどについて実施されています。
1.調査件数等
調査件数は11,909件で、そのうち申告漏れ等の件数は9,809件(82.4%)でした。
2.申告漏れ財産の状況
調査により把握された申告漏れ財産の構成比は、現金・預貯金が39.2%、土地が13.6%、有価証券が11.7%であり、現金・預貯金等及び有価証券の申告漏れウエイトが50.9%と相変わらず高いことから、相続税の調査は、不表現資産の把握に重点をおいて行われているといえます。また、 海外資産関連事案に係る調査事績は、納税者の資産運用の国際化に対応し、調査件数・申告漏れ件数はともに増加しております。
また、無申告事案に係る調査も積極的に実施されており、当該調査による申告漏れ件数は650件、無申告事案の1件当たりの追徴税額も522万円と高額でした。
平成27年1月から相続税の基礎控除額が大幅に減少し、相続税の課税対象者の増加が見込まれています。相続税に関して不安がある方、事前に確認したいことがある方、お気軽にお問い合わせいただければと思います。
監査課 水野隆啓
浜松市/会計事務所/税理士/相続税
- Posted by 2014年11月30日 (日) |
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