京セラ株式会社の創業者である稲盛和夫氏が亡くなりました。稲盛氏はKDDI株式会社の設立や日本航空(JAL)の再建にも携わった方であり、その多大な功績は計り知れないものであります。また、経営塾「盛和塾」の塾長として、2019年まで経営者育成に力を注いでこられました。
稲盛氏の経営手法で有名なものに、「アメーバ経営」と「フィロソフィ」があります。これからも世界中でその手法は生き続けることでしょう。
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
アメーバ経営
組織をアメーバと呼ぶ小集団に分け、各アメーバのリーダーは、それぞれが中心となって自らのアメーバの計画を立て、メンバー全員が知恵を絞り、努力することで、アメーバの目標を達成していきます。そうすることで、現場の社員ひとりひとりが主役となり、自主的に経営に参加する「全員参加経営」を実現していきます。
フィロソフィ(philosophy)
「哲学」という意味ですが、稲盛氏は4つの要素「1.会社の規範となるべき規則、約束事」、「2.企業が目指すべき目的、目標を達成するために必要な考え方」、「3.企業が目指すべき目的、目標を達成するために必要な考え方」、「4.企業が目指すべき目的、目標を達成するために必要な考え方」を基本としています。知識として理解するのではなく、日々の仕事や生活において実践していくことが何よりも大切で、その実践に向けた弛まぬ努力が、その人の心を高め、人格を磨くことになり、そのようなフィロソフィを理解した人たちが集う集団(組織)には、明るい未来が開けるという経営哲学です。
水野隆啓
浜松市/会計事務所/税理士/公認会計士/稲盛和夫/盛和塾/京セラフィロソフィ/アメーバ経営
- Posted by 2022年08月31日 (水) | コメント(0)
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