この夏の思い出は、やっぱりオリンピック。
今週月曜(8/20)には、メダル獲得選手のパレードが銀座で行われ約50万人の人を集めました。
そんな熱いオリンピックに関連し、気になる記事を見つけたのでご紹介します。
「五輪日本代表は保険に入れるか」
http://www.nikkei.com/money/household/hokenhonto.
aspx?g=DGXNMSFK13028_13072012000000&df=1
(要約するとこんな内容)
「スポーツ選手は、種目によって保険の加入が制限される。例えば、サッカーは、死亡保障や病気による入院に関する制限はなし(ただし、「ケガを原因とする入院」等の特約は付加できないものがある)。柔道選手の死亡保険金額は1000万円が上限で入院等の各種特約は付けられず、ボクシング選手は死亡保険にも加入できない。」
保険を数式で表わすと、 P=ωZ となります。
(Pは保険料、ωは定量化された保険事故のリスク、Zは保険金)
オリンピック選手は、保険事故リスク(ω)も高く、必要とする保険金(Z)も高いので、保険料(P)も高くなります。このような特性を持つものは、保険会社、加入者ともにメリットはないので保険商品に向かないのです。
スポーツ選手以外にも保険の加入制限がある職種というと・・・。
* 航空機や船(パイロットや客室乗務員、ヘリコプター、自家用機、船舶の乗組員など)
* 自動車(タクシー、バス、貨物などの運転手など)
* 鉱業(鉱山や坑内外での作業者など)
* 土木(ダム建設、トンネル工事、潜水等の作業者、とび工、配管工、大工など)
* サービス業(ガラス清掃や産業廃棄物処理等の作業者など) があるようです。
ちなみに、従事する職業が保険加入の制限対象になるかの判定は保険の”申込時点”であり、加入後に転退職をしても、後で制限対象から外れるとされるケースは稀。
ということは、ボクシング選手でも選手になる前に死亡保険に加入していれば給付は受けられますね。
保険の加入には、タイミング選びも重要な要素であることがわかります。
監査課 石巻
浜松 公認会計士 税理士 会計事務所 税理士事務所 浜松市
- Posted by 2012年08月27日 (月) | コメント(0)
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