一般的に、税法の扶養や社会保険の扶養を外れてしまう給与収入の額を〇〇万円の壁と呼ぶことが多いですが、実際ではこの壁が「賃上げの壁」になっていると感じることも多くあります。
私も学生の頃は、親から言われるがまま103万円を超えないようにアルバイトを行っていました。
パートで働く女性の方は扶養を外れないよう130万円を超えないで働きたいという方が多くいます。
このような方たちは、賃上げで単価が上昇しても、壁の上限は変わらないため賃金の上昇には繋がりません。
また、働ける時間が減少するため、人手不足につながる点も指摘されています。
今月の上旬には、岸田首相がこの点について考える必要がある旨の発言を行っております。
賃金の上昇率に合わせて上限額を増加することになるのか、制度を抜本的に変えていくのか、
どのように変わっていくのか注視したいです。
山下
- Posted by 2023年02月24日 (金) | コメント(0)
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