4月16日、韓国旅客船「セウォル号」沈没し、韓国の大勢の高校生が亡くなるという惨事が発生しました。心よりお悔やみ申し上げます。
マスコミの報道では、事故直後、日本政府筋を通じて救助の申し出を行ったようですが、韓国側が応じなかったため、隣国でありながら、救助に行くことはありませんでした。ここのところ、日本と韓国の関係は、従軍慰安婦の問題が再びクローズアップされ、非常に緊迫した状態になっていることは承知のとおりです。しかしながら、日本近海で多くの人間が死ぬかもしれないという状況の中で、「国と国」という前に「人と人」として考え行動できなかったのかと思えてなりません。人を助けることに誰かに承認や承諾を求める必要があるのでしょうか。そんな、ケチな考えが「国と国」「人と人」の間の摩擦になっているように思えてなりません。
以前、韓国の若者が地下鉄のホームに落ちた人を助けて命を落としたという報道がかつてあったように記憶しています。助けを求めている人に「助けていいですか?」と聞く人がいるのでしょうか。
我が国政府の対応について異論を唱える報道も世論もありません。本当にこれで良かったのか、事故について検証する必要があるのは、韓国だけでなく我が国にもあるのではないかと思えてなりません。事故にあわれた高校生のご冥福をあらためてお祈りいたします。
監査課 平田 晴久
税務申告/会計/相続/税金/社会保険
- Posted by 2014年04月29日 (火) | コメント(0)
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