棚卸の対象となる資産は、
・原材料
・仕掛品
・製品・半製品
・商品
・その他の貯蔵品
などが挙げられます。
これらの資産について、毎月、四半期ごと、半期ごと、年度末に実地棚卸又は帳簿棚卸若しくはその組み合わせによって実施されていることと思います。
そもそも、なぜ棚卸をするの?その理由は大きく分けて二つあります。
(1)財務会計目的
①在庫金額を確定して、貸借対照表を作成する
②期末在庫金額から売上原価を算出し、損益計算書を作成する
(2)経営管理目的
①実地棚卸数量と帳簿棚卸数量との差異を把握・分析する
②品質低下・陳腐化等の状況を確認し、「デッドストック」を把握する
③日常の現品管理方法を見直すきっかけとする
棚卸は会計的に非常に重要な手続きであることは言うまでもありません。しかしながら、、せっかくやるのであればモノがあることを確認するにとどまらず、経営管理に有用な情報も入手していただければと思います。
監査課 水野隆啓
浜松市/会計事務所/税理士/棚卸/決算
- Posted by 2014年04月30日 (水) | コメント(0)
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