平成27年分の相続税の申告状況(平成27年1月1日から12月31日に死亡した者に係る申告状況))が国税庁から公表されました。相続税の基礎控除等が引き下げられてから初めての公表となります。
相続税の基礎控除額の引下げにより課税対象となった人数が大幅に増加し、前年と比較し課税割合は4.4%⇒8.0%となりました。また、課税価格1億円以下の被相続人が大幅に増加し、基礎控除の引下げがなければ相続税の納税義務がなかった人も課税の対象となっていることが伺えます。税額も約4,200億円増加しており、課税当局側の目的は果たされたと感じられます。
国税庁から公表された資料はこちらから
⇒平成27年分の相続税の申告状況について
監査課 水野隆啓
- Posted by 2016年12月28日 (水) |
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