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それでは、前回予告した通りエンジンの燃料毎に分類して説明していきます。低公害車のお話とは少しそれてしまいますが…
簡単に分類するとこんな所でしょうか…
この中でもバイオ(マス)エタノール車に類似してディーゼル車にバイオディーゼル燃料を給油する例がある等、様々な事例が認められます。
因みに、タクシーや普通一種AT限定教習車でもすっかり増えたトヨタ自動車「プリウス」ですが、同業界では元々LPG車が主体であった事から一部の地域では第三者による改造で原動機の燃料をガソリンからLPGに変更対応させている事例もある様です。そして、近々ユニバーサルデザイン対応のLPGハイブリッドタクシーがトヨタ自動車より発売予定(掲載日現在)です。
折角なのでDPFのみ軽く記述しておくと、ディーゼル車に於いて排ガスに含まれる有害粒子をフィルターで回収する装置です。
基本的な方式では燃焼が必要となる為、温度が低い場合等燃焼が進まずに粒子が一定量蓄積された場合には停車中にアイドリング回転数を上げて自動再生を行います。
それでも燃焼が進まない場合には手動再生が必要となり、車両を停車させアイドリング状態で手動再生スイッチを押して燃焼させます。
この手動再生中に車両を動かしたり エンジンを停止したりして手動再生を中断してしまうと基本的には手動再生は最初からやり直しとなってしまいます。
DPFは再生時に回転数が上がり燃料を使うのとエンジン音に燃焼音が加わり騒音が大きくなるのが難点ともいえます。
少し短いですが今回は以上です。次回は、話を少し変えて省燃費活動のまさに原点ともいえるアイドリングストップについて、自動装置を分類します。
(次回記事)仕様が統一されない自動アイドリングストップ装置[9/28(木)公開]
ガソリン車 | ディーゼル車 | LPG車 | CNG車 | バイオマスエタノール車 | |
---|---|---|---|---|---|
燃 | 料ガソリン車 | 軽 | 油液化石油ガス | 圧縮天然ガス | エチルアルコール |
概 | 説ヨーロッパを除く世界で主流。 | ヨーロッパ以外では主に大型車に採用。 | 日本ではタクシーや一部の教習車に普及。LPGはプロパンガスとも呼ばれる。トランク下にガスボンベを搭載する。 | ディーゼル車より環境性が高いとして採用された。一部の公営バス事業者を中心に2000年代前後に一定数普及した。 | ブラジルで特に普及。バイオ(マス)は「生物由来の」の意。 |
この中でもバイオ(マス)エタノール車に類似してディーゼル車にバイオディーゼル燃料を給油する例がある等、様々な事例が認められます。
因みに、タクシーや普通一種AT限定教習車でもすっかり増えたトヨタ自動車「プリウス」ですが、同業界では元々LPG車が主体であった事から一部の地域では第三者による改造で原動機の燃料をガソリンからLPGに変更対応させている事例もある様です。そして、近々ユニバーサルデザイン対応のLPGハイブリッドタクシーがトヨタ自動車より発売予定(掲載日現在)です。
この他、排ガス浄化を目的にフィルター(DPF)や尿素SCR装置を取り付けたり、エンジン効率の向上を目的として自然吸気ではなく過給機を取り付けたりと更なる性能向上が進んでおり、
一方で準中型以上の自動車では一般的に排気ブレーキやリターダ等の補助ブレーキが搭載されていたり、MTのバスでは既にロッドシフトではなくフィンガーシフトが当たり前になっていたりと
自動車の世界は奥が深いですね。
一方で準中型以上の自動車では一般的に排気ブレーキやリターダ等の補助ブレーキが搭載されていたり、MTのバスでは既にロッドシフトではなくフィンガーシフトが当たり前になっていたりと
自動車の世界は奥が深いですね。
折角なのでDPFのみ軽く記述しておくと、ディーゼル車に於いて排ガスに含まれる有害粒子をフィルターで回収する装置です。
基本的な方式では燃焼が必要となる為、温度が低い場合等燃焼が進まずに粒子が一定量蓄積された場合には停車中にアイドリング回転数を上げて自動再生を行います。
それでも燃焼が進まない場合には手動再生が必要となり、車両を停車させアイドリング状態で手動再生スイッチを押して燃焼させます。
この手動再生中に車両を動かしたり エンジンを停止したりして手動再生を中断してしまうと基本的には手動再生は最初からやり直しとなってしまいます。
DPFは再生時に回転数が上がり燃料を使うのとエンジン音に燃焼音が加わり騒音が大きくなるのが難点ともいえます。
少し短いですが今回は以上です。次回は、話を少し変えて省燃費活動のまさに原点ともいえるアイドリングストップについて、自動装置を分類します。
(次回記事)仕様が統一されない自動アイドリングストップ装置[9/28(木)公開]
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監査課 田中
- Posted by 2017年09月21日 (木) | コメント(0)
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