未払費用と未払金、どちらも「既にサービスの提供を受けているが、未だ支払いをしていないもの」に対して、費用を正しい時・期間に計上する際に使用される科目ですが、
2つの違いは何でしょうか。
簡易的にいうと、
未払費用→継続して役務の提供を受けることが契約で締結されているものに対して。
未払金 →特定の契約等により既に確定している債務に対して。
2つの違いは継続的であるか否かということになります。
未払金・前払金は固定資産や消耗品等の購入時期と支払時期がずれるものに対して、
未払費用・前払費用などの経過勘定は時の経過とともに発生する(役務の提供が完了する)ものに対して使用されます。
例6月決算の場合
5月21日から6月20日までの利息(6月20日支払日)・・・6月21日から30日までの分が未払費用
6月21日から7月20日までの利息(6月20日支払日)・・・7月1日から20日までの分が前払費用
監査課:山下
参考:企業会計原則 注解⑤
- Posted by 2020年06月04日 (木) |
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