TKC自計化システムのうち、FXシリーズに、金融機関やクレジットカード会社等から取引データを受信して仕訳を自動計上する機能が、平成28年6月から登載されます。
FinTech(フィンテック)とは金融(Finance)と技術(Technology)を掛け合わせた造語で、「ITを活用した革新的な金融サービス」を意味します。とても広い概念ですが、例をあげると、
・個人財産管理・家計簿
スマートフォンを利用し、収入支出を一元管理する。
・新規融資先の選定
電子情報等により与信を行い、融資を決定する
アメリカでは導入されており、Web上の操作で融資が受けられるようです。
・スマート決済・ポイント決済
スマートフォン等のイヤホンジャックに専用端末を挿入し、クレジットカード決済を可能にする
また、スマートフォンアプリでポイントを溜めることができ、決済時に使用できる。
・仮想通貨
暗号技術を基にしたデジタル通貨
と、身近なものから今後の技術の発達が期待されるものまで様々です。
会計の世界でのFintechとは、取引データを入手し、これをもとに仕訳を計上する機能を指すようで、多少仰々しいサービス名がついています。対象システムをご利用の関与先様については、非常に便利な機能ですので、是非ご利用ください。
監査課 水野隆啓
- Posted by 2016年05月31日 (火) |
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