2022年02月10日
聖隷クリストファー高校落選
曖昧な選考基準、怒れ浜松市民
甲子園球場で開催される春の選抜高校野球大会に日大三島高校につづいて選考されると誰もが疑わなかった聖隷クリストファー高校が選考から漏れた。選考委員長の説明によれば、東海大会2位の聖隷クリストファー高校より準決勝で敗退した大垣日大高校の方が「個々の力量で勝る。甲子園で勝てる可能性が高い。」という理由のようだ。そもそも勝負には運もつきまとう、さらにチームワークも勝利への重大な要素である。個々の力量で劣っていてもチームの団結力・作戦・運などで必ずしも強いチームが勝つとは限らないからゲームは面白い。
個々の力量で勝るチームを選ぶなら21世紀枠は廃止すべきだし、そもそも大金を費やして甲子園球場で開催するより、高校野球連盟と毎日新聞の選考委員会で優劣をつけ、優勝校と準優勝校を決めれば済む話である。全31試合も開催する意義はない。
たかが高校野球、されど高校野球。選手の心情を察して余りある。こんな選考基準しか持たない大会は廃止すべきである。これ以上選手の心を持て余すのはやめにして。一年に2回全国大会を開催するのはやめて、県大会を勝ち上がってきたチームで争う夏の大会のみで良いと思う。もし春の大会も開催するのであれば、選考基準を明確にし、誰もが納得できる選考を行う必要がある。