箱根駅伝予選会(前年成績10位までの大学を除く。10月15日開催。)で、最多出場、最多優勝、87年連続出場を誇る、「中央大学」は11位となり、44秒及ばず、本戦出場を逃しました。以下は、その1年生主将・舟津彰馬選手の大会終了後の感動の挨拶です。
「最初に、多くの応援をいただき、本当にありがとうございました。 多くの沿道の声援が選手の力となり、予選通過とまではいきませんでしたが、しっかりと変わった姿を見せられたと思います。
自分が主将になって、先輩方に迷惑をかけながら3か月間、しっかりやってきました。先輩方も自分をサポートして下さいました。試合を見て頂いてもわかる通り、中央大学が『前に出てレースを作る走り』、『しっかりと貪欲にタイムを狙っていく走り』、見て頂いたと思います。11位という、あと一歩の順位で本当に申し訳ありませんでした。
この夏、多くの課題を持ってやってきました。外部から、心ない声や、「本当に今年大丈夫なのか?」と多くの声を頂きました。でも自分たちは“やれる”と思いながら、今までやってきました。それに対しては誰も文句は言えません。 もし、先輩方に文句を言うような人がいれば、自分が受けて立ちます。自分に全てぶつけてください。 先輩に心ない声や、そんなことを言うような人がいれば、自分は許しません。
確かに外の人から見れば、自分たちの頑張りが足りなかったから、予選通過ができなかったと。それは否定できません。自分たちの頑張りが足りなかったからこそ、こうやってあと1つのところで逃してしまったと、自分たちでもわかっています。
走る姿を見て頂いた通り、本当に変わってきたと思います。自分が1年生主将で、本当に悔しく思った先輩もいると思います。でもこうやってついてきてくれて、全員で走れたということは、これから自分の人生や先輩の人生にとっても大事になってきます。逆にここでの敗北を忘れてしまうと、人間としても、選手としても、成長できません。自分たちは、この日のことを忘れるわけにはいきません。 忘れるつもりもありません。 これからまた、新しい時代が始まりますが、ぜひ、変わらぬ応援をよろしくお願い致します。」 ・・・・・・来年が楽しみです。・・・・・・