携帯電話料金の引き下げは可能か? 

サイト内検索浜松市のホームページ制作・スマートフォンサイト・高機能CMSサイト管理画面

TOP > 所長のひとこと > 携帯電話料金の引き下げは可能か?

「所長のひとこと」全文検索→

2018年09月28日

携帯電話料金の引き下げは可能か?

携帯電話会社の利益水準はかなり高い

日本経済新聞の「一目均衡」を読んで、改めて、携帯電話事業会社の営業利益水準はかなり高く、料金の引き下げがあれば国民にとっても喜ばしいことと思い、この記事を参考に感じているところを書こうと思う。 
 過日、菅官房長官の「携帯電話料金は今より4割程度下げる余地がある。」という発言があったことは記憶している方も多いものと思われる。日本の携帯電話事業は、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの三社の寡占状況にあることは間違いない。国内の企業の平成30年3月期の営業利益ランキングではこの3社はいずれもベスト5位以内に属し、相当、利益水準は高い状況であると言える。
 3社の国内通信事業の営業利益を合計すると2.6兆円となっている。トヨタ、日産、ホンダの自動車会社三社の営業利益合計は3.8兆円。ソニー、日立、パナソニックの電機3社の営業利益合計は1.8兆円である。自動車や電機事業会社は世界(70億人)を相手にビジネスを展開している。一方、携帯電話事業会社はもっぱら国内顧客(日本人1.2億人)を相手にしているのみである。これらを考えると、携帯事業会社はかなりの高収益企業と言える。
 我が家を顧みても、携帯電話が普及する以前は一家4人で数千円の電話料金であったものが、今や、2万円を超える水準であり、家計に占める比率はかなり高水準となっている。日本全国どの家庭でもこれとほぼ同様であろう。
 菅官房長官の発言の是非はともかく、営業利益水準のみで考えると、携帯料金の値下げは容易であると思われる。寡占状態を脱し、公正な競争状態になるよう、新規参入企業が楽天以外にもどんどん現れてほしいものだ。
ブログランキング・にほんブログ村へ


お気軽にご相談ください。無料相談・メール相談受付中
お電話・FAXでのお問い合わせ
TEL:053-475-2511

FAX:053-475-2512

受付時間:9:00〜17:30 定休日:土・日・祝日

メールフォームでのお問い合わせ
メールフォームはこちら

24時間受付中


TKg 田中会計グループ

田中範雄公認会計士事務所税理士法人TMS浜松

【業務内容】
会計事務所 <公認会計士・税理士業務>
【併設機関】
㈱TMS・平田晴久社会保険労務士事務所
【所在地】
静岡県浜松市中区中央区高林3-12-13


所長のひとこと

2024年10月25日

非公認候補に2000万円

2024年09月25日

狙われる日本企業

2024年07月29日

融資金詐取で逮捕

2023年10月13日

外形標準課税

2023年05月18日

賃金上昇
お気軽にご相談ください。TEL:053-475-2511

浜松市中区中央区高林3-12-13
公認会計士・税理士
受付時間:9:00〜17:30
定休日:土・日・祝日

お問い合わせTMS 田中会計事務所

田中会計グループ
税理士法人TMS浜松
は、TKC全国会会員です!

TKC全国会

TKC全国会は、租税正義の実現をめざし関与先企業の永続的繁栄に奉仕するわが国最大級の職業会計人集団です。

スタッフのブログTax House確定申告